どうもジョーカーです。
本日はリタイアについての記事です。
リタイアメントに影響を与える要因
下の図はJPモルガンのリタイアメントガイドからの図の抜粋です。
リタイアメントに影響を与える要因を説明しています。
6つに分かれており完全にコントロール可能なもの、概ねコントロール可能なもの、コントロールできないものに分かれています。
完全にコントロール可能なもの
- 貯蓄と支出
- アセットアロケーション
概ねコントロール可能なもの
- 給与と働く期間
- 寿命
コントロールできないもの
- マーケットリターン
- 税制や年金制度
貯蓄と支出、アセットアロケーションの管理は必須
マーケットリターンと年金制度等のコントロールできない要素は無視しましょう。考えるだけ無駄です。
また仕事による収入や寿命についてはこのブログの話題ではないので省きます。
集中したいのは「貯蓄と支出」、そして「アセットアロケーション」です。
引退するためには当然貯蓄が必要になります。そして貯蓄するためには支出の管理が必要になります。また預金だけではだめで、投資が必要になります。投資で大切なことはアセットアロケーションです。
超簡単な貯蓄の方法
ジョーカーは手取り収入の25%を貯蓄とすることを目標としています。これは非常に簡単で毎月の給料日に手取りの25%を生活用口座から貯蓄用口座に資金を移すだけです。後はのこった資金で1ヶ月を過ごすことができれば25%貯蓄したことになります。
もし給料日前に資金が枯渇してしまい、貯蓄用口座から生活用口座に資金を戻すことがあれば、支出が多すぎであり、改善しなければなりません。
次はアセットアロケーション・・・の前にすべきこと
上記の方法で貯蓄を行えば毎月確実に貯金が増加していきます。増えた資金で投資を行う!の前にすべきことがあります。
①住宅ローンの以外の借入の返済
②生活防衛資金の確保
まずは借入(住宅ローン以外)を返済しましょう。クレジットカードローンや車のローン、学生ローンは金利が高い悪い借入です。この類の借入があると精神的にもきついです。金利がたかいため毎月の返済では元本の返済はほぼなく、一生利息を支払うことになります。従って毎月の貯蓄でまずは借入を減らしましょう。
ここで住宅ローンを除いた理由は超低金利で調達が可能であり、保険の機能もついた有利な借入だからです。
次に生活防衛資金(生活費の6か月から1年程度)を確保しましょう。手取り収入の20%を貯蓄できる人は逆に考えれば手取り収入の80%で生活しています。1ヶ月分の生活費を貯めるためには4か月かかる計算です。ボーナス等の収入がないとすれば6か月の生活費を貯めるためには2年間貯蓄をしなければいけません。1年間の生活であれば4年間貯める必要があります。
この期間は投資の知識を深める準備をするといいでしょう。
より早く生活防衛資金を貯めるためにはボーナスは使わず貯める、そして昇給分は全て貯蓄にまわすことです。
このようにすることで生活防衛資金を極力早く確保できます。
アセットアロケーションについて考える
次にアセットアロケーションです。これは答えはない難しい問題です。
過去のジョーカーの記事を参考にしていただければ幸いです。