どうもジョーカーです。
今日はシカゴ大学の学生誌の記事を共有します。
この記事はシカゴ大学教授のハロルド・ポラック教授から学生へのメッセージとなっています。ハロルド教授は医療・健康が専門分野ですがパーソナルファイナンス本「The Index Card: Why Personal Finance Doesn't Have to Be Complicated」の著者でもあります。
- クレジットカードの支払いは翌月一括払い。リボ払いはNG
- 予算を定めて支出をコントロールする。支払いは可能な限り前払い
- たばこは吸わない。お酒と食費にも気をつける
- なるべく早く貯蓄を行う。できれば確定拠出年金制度、積み立てNISAを活用
- 仕事をしていて子供がいない場合は税引前年収の20%を貯蓄する
- 確定拠出年金もしくは積み立てNISAで低コストの株式インデックスファンドに投資する
- 個別銘柄への投資やタイミングを計る投資はしないで
- 大学行くことよりも重要な事項に集中すること
- 友人に浪費をするよう勧めないこと。そして周囲から勧められていないかを注意すること
クレジットカードの支払いは翌月一括払い。リボ払いはNG
まずはクレジットカードとの付き合いかたです。クレジットカードはついつい使いすぎるようにできています。あらゆる消費を促すエンジンであり企業からすればよりたくさん消費してもらうためのツールです。
クレジットカードは便利なので使用するのは問題ないと思いますがかならず翌月に一括で支払いましょう。
リボ払いは15%くらいの暴利で毎月返済しても大半が利息で元本が減らないシステムです。絶対にリボ払いはNGです。
予算を定めて支出をコントロールする。支払いは可能な限り前払い
これも定番の提案です。毎月の支出をコントロールするためには予算が必要です。家計の予算を定めて毎月の貯蓄を確保することが重要です。毎月残った資金を貯金するという考え方では、給料日前にはお金が残っていません。まず、貯蓄して残りの資金で生活する癖をつけましょう。
また支払いに関してはできる限り前払いを勧めています。
たばこは吸わない。お酒と食費にも気をつける
たばこは常習性があります。たばこに依存してしまえば辞めようにも辞められない体になってしまうためたばこは吸わないようにしましょう。お金もかかります。
またお酒と食品についても気をつけましょう。お酒を飲めばおつまみもほしくなりますよね。
なるべく早く貯蓄を行う。できれば確定拠出年金制度、積み立てNISAを活用
複利を最大限に活用するには時間が必要です。したがってなるべく早く貯蓄の習慣を身に着け貯蓄に励むことで資産の増加は時間の経過に伴い爆発的に伸びます。
この際には税金のメリットが高い確定拠出年金もしくは積立NISAを活用しましょう。
仕事をしていて子供がいない場合は税引前年収の20%を貯蓄する
これも大切です。年収400万円であれば年間80万円を目指しましょう。
これは結構難しいです。子供がいる場合は費用が増えるため難しいかもしれません。子供ができるまでが家計の貯蓄できる黄金期なのでこの時期は積極的に貯蓄しましょう。
確定拠出年金もしくは積み立てNISAで低コストの株式インデックスファンドに投資する
投資対象としては低コストの株式インデックスファンドを勧めています。投資期間が長い投資家は期待リターンが最も高い株式への投資が合理的です。
個別銘柄への投資やタイミングを計る投資はしないで
個別銘柄への投資は趣味としてはいいかもしれませんが、おすすめはしていません。個別銘柄の分析が趣味である人とか以外は個別銘柄への投資はやめましょう。インデックスファンドで十分です。
また下がったタイミングを狙うタイミング投資は非常に難しいので、淡々と積み立てを行いましょう。
大学行くことよりも重要な事項に集中すること
アメリカでは社会人になって大学に戻る人が多いようです。大学よりも重要なことがあるのなら、そちらに集中することを勧めています。
友人に浪費をするよう勧めないこと。そして周囲から勧められていないかを注意すること
付き合いって難しいですよね。色々な人から色々なことを誘われたりします。ランチ会や飲み会、休日のゴルフ・・・。全て応じていたらあなたは貯蓄できないでしょう。
過去のビジネスインサイダーの記事を共有した記事です。
バビロンの大富豪は是非読んでほしい書籍です。