前回、米国株以外(ADR)での高配当株を紹介していきます。
前回は米国株での高配当株を紹介しました。
英国株ADRは外国での源泉徴収課税がかからない銘柄です。従って米国株の高配当銘柄よりも手取り額を増えます。
英国株やオーストラリア株は外国での源泉徴収課税がないため配当目当ての投資をする場合は米国よりも英国、オーストラリアの銘柄への投資をおすすめします。
- 1.ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(ティッカー:BTI)
- 2.ボーダフォン(ティッカー:VOD)
- 3.グラクソ・スミスクライン(ティッカー:GSK)
- 4.ロイヤルダッチシェル(ティッカー:RDS.B)
- 5.ナショナル・グリッド(ティッカー:NGG)
- 5銘柄平均配当利回りは5.8%
1.ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(ティッカー:BTI)
まずはやっぱりたばこ銘柄のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(ティッカー:BTI)です。こちらは6.7%の配当利回りとアルトリア(ティッカー:MO)よりも高めの利回りです。
紙たばこは今後も販売数量は減少してくでしょうが、加熱式たばこや値上げにより今後もゆっくりと落ちていくと思います。大きな成長はあまり期待しないほうがいいでしょう。
2.ボーダフォン(ティッカー:VOD)
2つ目は通信大手のボーダフォン(ティッカー:VOD)です。ジョーカーの携帯はジェイフォンから利用しており、かつてはボーダフォンのユーザーでもありました。懐かしい。
日本でもドコモ、au、ソフトバンクが熾烈な戦いをしています。また格安sim等の新たな選択肢もあり価格競争は今後激化していくことが予想されます。世界的にも同じような状況で株価は冴えません。
3.グラクソ・スミスクライン(ティッカー:GSK)
ヘルスケアセクターからはイギリスの大手製薬会社であるグラクソ・スミスクライン(ティッカー:GSK)を選択しました。こちらも配当利回り5.88%と高配当です。
日本でもコンタック、シュミテクト、アクアフレッシュなどお世話になっている人も多いのではないでしょうか。
4.ロイヤルダッチシェル(ティッカー:RDS.B)
エネルギーセクターからはジョーカーが以前保有していたロイヤルダッチシェル(ティッカー:RDS.B)を選択しました。配当利回り6.07%です。前はもっと高配当だったんですけどね。
AとBの違いは
なのでRDS.Bを選択しましょう。
5.ナショナル・グリッド(ティッカー:NGG)
公益株からはナショナル・グリッド(ティッカー:NGG)を選択しました。英国企業ですが、アメリカの企業を買収した経緯から米国での事業も行っています。
株価は上昇しており配当利回りは3.68%です。もう少し下がったら買いたいですね。
5銘柄平均配当利回りは5.8%
5銘柄に均等に投資した場合の利回りは5.8%となります。しかも現地での源泉徴収課税はないため高配当米国株よりも手取りは高くなります。NISAで購入すれば無税で配当金を得られます。これは配当を目的とする投資家であれば非常に有効な手法です。
高配当銘柄は株価の伸びはあまり期待できない点に注意が必要です。しかし、この高配当は魅力的だと思います。