今回はイケイケのIT企業であるサービス・ナウ(ティッカー:NOW)に投資を行ったので報告します。
グロース投資を検討する中で投資対象候補としてあがってきた銘柄となります。
サービスナウ(NOW)とは
サービスナウはITの活用により企業の働き方を改善する会社です。SaaS型ITサービスマネジメントとして2004年に創業されました。
ITサービスマネジメントとは、顧客のニーズに合致した適切なITサービスを提供するマネジメント活動全般のことである。その運用の維持管理ならびに継続的改善を行っていくための仕組みをITサービスマネジメントシステムと呼ぶ。ITサービスマネジメントの略称はITSMで、ITサービスマネジメントシステムの略称はITSMSである。
ウィキペディアより
2014年にサービスナウは顧客企業のワークフロー管理・改善を手掛けるソフトウェア企業へと移行しました。このワークフロー管理は現代の社会ニーズに合致した分野です。
日本でも働き方改革という言葉が広がり、あらゆる業務の効率化が求められています。この業務効率化を支援するのがサービスナウです。サービスナウが支援すれば手動のワークフローをデジタル化して効率化し生産性を向上させることができます。
日本におけるサービスナウも拡大しておりデータセンターを東京と大阪に開設する予定です。今後、日本でもサービスナウが業務改善を支援する企業が増加することが予想されます。
世界でも同じようにさらなる業務効率化が求められており、この解の一つがサービスナウとなります。
ITサービスマネージメントの分野ではリーダーのポジション
ガートナーより
ITSMの分野でサービスナウはリーダーのポジションです。競合BMCも伸びている
サービスナウはプラットフォーム戦略×サブスクリプションの鉄板戦略を採用
サービスナウ(NOW)はプラットフォーム戦略×サブスクリプションという鉄板戦略を採用しています。
企業の業務効率化という顧客企業の重要な部分を抑えたうえた、その他の機能については他社製品アプリと連携できる仕組みです。
*最近では人事関連、セキュリティ分野は自社製品で対応できるようにして売上を伸ばす動きとなっています。
当然、クラウド型の企業でありサブスクリプションモデルです。サブスク企業の場合、更新率が重要になりますが、サービスナウの更新率は98%です。この更新率は他SaaS企業と比較しても高いレベルです。
日本の顧客の一例
サービスナウのサービスは大企業を中心に利用されています。
過去10年間の業績推移
売上高はきれいに右肩上がり。素晴らしいです。粗利率も改善しています。営業利益は赤字でありまさにグロース企業といった感じです。
指数関数的に伸びる企業であり素晴らしい成長です。
ちなみに売上は北米が66%と最大。海外の伸びが期待できます。
利益はマイナスですがフリーキャッシュフロー(FCF)はプラスとなっています。FCFもしっかりと増加傾向で推移しておりキャッシュを稼ぐ力はあります。
直近の株価チャート
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=NOWより
決算が好調であり株価は上昇しています。
ジョーカーは今回の決算が好調であったことを確認して投資を実行しました。