積み上がっていた投資待機資金で米国債ETF、金ETFを購入しました。
米ドル建て資産となるため為替リスクを負うことになりますが金利が日本よりも高く暴落時のヘッジになると考え投資を実行しました。
投資後のポートフォリオは下のようになりました。
- 米国株は今まで保有していた株式から資源関連株を除いています。
- 資源関連株は石油関連(XOM、RDS,VLO)や資源メジャー(BHP、RIO)です。コモディティ投資の代替としています。
- 投資信託は主に世界株式インデックス
- 超長期債はTLT(iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF)
- 中期債はIEF(iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF)
- 金はIAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)
2017年末のポートフォリオも掲載しておきます。
米国債(TLT、IEF)と金(IAU)に投資した理由
米国債と金はショックに強いです。下のチャートはリーマンショックがあった2008年のパフォーマンス比較です。
- 株式(VTI)はマイナス38.49%
- 超長期債(TLT)はプラス33.6%
- 中期債(IEF)はプラス18.25%
- 金はプラス1.84%
米国債はショック時の緩衝材としての役割を果たすことができると思います。ただし債券は金利上昇に弱く特に期間の長い債券(TLT)は金利上昇時に大きく下落するリスクがあります。米国は利上げを行う予定であり今年の良好なパフォーマンスを見込めません。それでもポートフォリオの一部に債券を入れることでショックに備える準備をしたいと考え投資を実行しました。
金(IAU)はショック時の備えもありますがインフレのリスクヘッジとして投資をしました。世界的にお金ジャブジャブの世の中なのでインフレリスクが高まっていると思います。2017年は株も上昇していますが金も上昇しています。これは世界の投資家がインフレのリスクヘッジを行っているからだと考えます。株式は長期的にはインフレに勝つことができますが短中期的にはインフレは株価にマイナスです(仕入れ価格の上昇スピードよりも販売価格の上昇スピードが遅いため)。
今後インフレが進んだ場合(金が上昇、株式が下落)はリバランスを通して金から株式へ資金を振り分ける予定です。
以上、最近の取引の報告でした。