遅くなっていしまいましたが2018年5月のポートフォリオ報告です。
最近なかなかブログを更新できずにいました。
ブログを書くことは好きなのですが、前月は休みの日は別のことに熱中していました。
今後も書きたい時に書きたい内容を書いていきます。
さて、全体のポートフォリオです少し投資待機資金が増加しました。
前月は投資も実行していません。
ジョーカーは毎月決まって投資するとか特にルールを定めずに思いたった時に投資しています。
でも今月は資金も貯まってきたのでの何か買おうと考えています。
株式の戻りもあり資産全体としても昨年末比プラスとなりました。ようやくといったところです。1~3月の相場の低迷でダメージを受けましたが4、5月で回復してきたという感じです。
S&P500は徐々に戻りつつあります。1月末の2,870くらいまではまだまだという感じです。
続いて為替です。為替は横這いです。
米国株ポートフォリオ
年初来で若干のマイナス運用。配当を入れればプラスです。
やはりフィリップモリス(PM)、ゼネラル・ミルズ(GIS)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)といったディフェンシブ銘柄のダメージが大きいです。
SBI証券で広瀬さんが「シーゲル流投資が上手くいってない、その原因と対処法」というレポートをあげており原因を説明しています。
運用の世界では「グロース株の調子が良かった後はバリュー株が来るし新興国株式がアウトパフォームした後は先進国株式が盛り返す」という感じで、その年の勝者はかなり目まぐるしく入れ替わることが知られています。
言い換えれば、ひとつのセクターやストラテジーだけがずっと勝ち続ける方が珍しいのです。裏を返して言えば、ひとつのアプローチがずっと負け続けることも稀です。だからたまたま年初からシーゲル流投資がボロボロだったからと言って、この手法が有効性を失ってしまったと断定するのは早過ぎると思います。
それを判断する際に考慮しなければいけないひとつの要因は、そもそもシーゲル流投資にあてはまるような投資対象はセクターが偏っているという点です。たばこ、薬品、食品、飲料、日用品はいずれもディフェンシブ銘柄と呼ばれるグループに属しています。ディフェンスとは「守り」という意味ですが、景気後退の局面で「守りに強い」銘柄群だと思ってください。
つまり歯磨き粉や食品は景気に関係なく我々が日常消費するものであり不景気だからと言って買い控えるような性格のものではないのです。
いま景気の話が出ましたが、現在、アメリカの景気は好調で、昨今の原油価格の上昇に見られるようにインフレに対する懸念が高まりつつあります。また政策金利は引上げられつつあります。そこで下の図をみてください。
いま低金利から高金利へ移行しつつあり、しかもずっと景気の拡大が続いてきたということは、時計の針で言えば大体11時から4時くらい(=ハイテク株とエネルギー株に挟まれた、おもにグレーの部分)の間が、株式市場でアウトパフォームしやすいセクターということになります。
たばこ、食品、薬品株は上の図では消費安定株やヘルスケア株に該当するので、「蚊帳の外」だということがわかると思います。
つまりセクターローテーションの観点からは、今の局面に限って言えば、シーゲル流投資が市場平均パフォーマンスに劣後するというのは当然、予想し得ることなのです。
「マーケット|SBI証券」より
非常に分かりやすく説明されています。
今後は金利が上昇して、どこかのタイミングで景気が低迷するでしょう。いつかは分かりませんが、次の低迷期ではジョーカーの投資しているディフェンシブ銘柄がアウトパフォームすることでしょう。
最悪の戦略は今損している銘柄を売却して流行りのハイテク銘柄に投資することだと思います。今は市場を上回るリターンをもたらせていますが今後は厳しい局面もあると思います。ディフェンシブ銘柄を焦って売却しないようにしていきます。