ジョーカーの資産運用ブログ

米国株・資産運用・家計を中心に書いていきます

ウォーレン・バフェットがIBM株を全て売却

ウォーレン・バフェットがIBM株を全て売却

ジョーカーはほとんどの投資家同様、投資の神様バフェットの動きをウォッチしています。最近アップルに追加投資したことがニュースになっていましたが、今回は逆の売却の話です。

 

 

www.cnbc.com

 

 

バフェットは2011年にIBMへの投資を開始。そして2018年に全て売却しました。7年間投資していたことになりますがこの間のIBMのパフォーマンスは正直冴えないものです。バフェットの失敗の一つとなりました。

ジョーカーはIBMに投資を行っており未だ売却はしていません。というか米国株は昨年から開始しており一度も売却をしたことはない状態です。

今後もIBMを売却する計画はなく継続保有していきます。

 

IBMの業績について

IBMの決算については懸念されていた売上の減少はストップしています。前年同期比5.2%増と2期連続増収となっています。

 

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しかし株価は軟調な推移となっています。原因は2018年のガイダンスが予想を下回ったためです。IBMの2018年EPS(1株利益)の見通しは13.80ドルとアナリスト予想の13.83ドルに満たなかったことから株価は下落しました。ちなみに第1四半期だけをみればアナリスト予想を上回っており良い決算発表だったのですが通期の見通しが悪く株価にマイナスとなりました。

 

今後のIBMについて

IBMの今後のパフォーマンスが改善するかはブロックチェーンやクラウド等の戦略的な事業が育つかにかかっています。

下のグラフはIBMの戦略的事業の成長率を示したものです。直近期でも10%の成長を維持しました。

 

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今のところ順調に進んでいるようですが、投資家が期待するスピードで移行できていないことがIBMの株価にマイナスの影響を与えているようです。

しかし戦略的事業への移行は着実に進んでおり、2期連続の増収を達成したことから、そろそろIBMの株価も成長軌道に戻るのではないかと期待しています。

バフェットが全て売却したことはマイナス要因ですが、ジョーカーは事業の転換を見守りたいと思います。