ジョーカーが投資を行っているiシェアーズ・コア・米国高配当ETF(ティッカー:HDV)についての記事です。
配当利回り3.5%前後と高く人気の高いETFです。ジョーカーも高配当戦略の1つとして投資を行っていますが、最近のパフォーマンスには少し不満があります。
最近のパフォーマンスについて
正直パフォーマンスが悪いです。
2017年末からのパフォーマンスです。
- S&P500:プラス1.62%
- バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI):プラス2.04%
- iシェアーズ・コア・米国高配当ETF(HDV):マイナス4.5%
- バンガード・米国高配当ETF(VYM):マイナス1.04%
シンプルなインデックスであるS&P500とVTIはプラスとなっていますが高配当ETFであるHDVとVYMはともにマイナスリターンです。HDVのマイナスは4.5%とVYMにも負けている状況です。
直近のポートフォリオ(2018年3月19日時点)
高配当銘柄で最近パフォーマンスの悪いエクソンモービル、AT&T、ベライゾン等といった不人気銘柄が続きます。
- S&P500:プラス1.62%
- エクソン・モービス(XOM):マイナス10.63%
- AT&T(T):マイナス4.25%
- ベライゾン(VZ):マイナス8.87%
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):マイナス5.49%
- シェブロン(CVX):マイナス7.63%
2017年末からのポートフォリオ上位5銘柄のリターンですが全てマイナスとなっています。これでは良いリターンになるはずがありません・・・。
業種別投資割合
続いて業種別の分析です。生活必需品、エネルギー、ヘルスケアの3業種で56.6%を占めます。この3業種は歴史的には高リターンを示すと言われる業種ですが最近のパフォーマンスはイマイチです。
今後の投資方針
正直、今後も保有を続けるか悩んでいます。ジョーカーは個別銘柄でも生活必需品、エネルギー、ヘルスケアへの銘柄の割合は高めでありETFでも更に投資する必要があるのかと思います。
同じ高配当ETFであればバンガード・米国高配当ETF(ティッカー:VYM)のほうが最近ではパフォーマンスが良いです。配当利回りはHDV3.5%前後、VYM2.8%前後とHDVが勝ちますが値動きを合わせたリターンではVYMが上回ります。
ジョーカーのようなポートフォリオであればVYMのほうが適しているのかもしれません。
HDVについては何回も記事にしています。ポートフォリオの中で3番目ということもあり気になるETFです。
1年ほど前にはHDVをおススメしていました・・・。
今では少し後悔しています。