ジョーカーの資産運用ブログ

米国株・資産運用・家計を中心に書いていきます

円安の今、考えていること。

円安が進んでいる。ジョーカーの資産の大半はドル建て資産であり、円安が進めば資産は増加する。マネーフォワードにログインして総資産を確認したところ昨年末程度まで資産額は回復していた。

 

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株価は上昇したとは言え、年末からは未だマイナスである。ここから更に上向きで進んでいくかは分からないが、200日移動平均もしっかり超えており、安定してきているようにも見える。

 

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VIXも下がっており、安定した上昇相場(業績相場)に移行すれば投資家にとって心地良い春が訪れるだろう。

 

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為替が円安に進むと日本の投資家が米国株に投資した場合、円ベースで評価益が高まってしまう。これは税金面では不利で、売却した場合の譲渡税が増加することを意味する。最悪の場合はドルベースで損失が発生しているが、円ベースではプラスとなっているケースである。この場合、損失と徴税のダブルパンチをくらってしまう。

 

また円安になると日本の投資家からすれば米国株は割高に見えてしまい、新規の購入は控えたくなる。もともとジョーカーは生活防衛資金を増加させる計画であり、新規に円をドルに換えて米国株を買うよりは一定の資金を作ることを優先させている。従って、今の円安環境でも平然としてられるが、新規に購入したい投資家は円安は歓迎していないだろう。

 

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ポートフォリオの見直しも売却の都度、税金コストが高くなるので、頻繁にはやりにくい。今は手元のドルで新規購入をする以外は売買は控えるつもりだ。

 

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S&P500構成銘柄の年初来パフォーマンスをみていると、やはりエネルギーセクターが強い。また防衛セクター、保険セクターも好調で、バフェットじいさんの会社バークシャーハサウェイも絶好調である。

逆に昨年まで好調であったハイテクセクターや、住宅関連セクターが弱い。決算が悪かったアドビやネットフリックス、メタ(旧フェイスブック)が特に不調である。

 

インフレ時にはバリュー株がグロース株を上回る傾向があるが、2022年はまさにその傾向が如実に表れている。7%超のインフレ率は1970年代のインフレ率と同水準である。過去のデータでは1970年代はバリュー株がグロース株を10%程上回っている。このデータを勘案すれば、今投資すべきはバリュー株なのかもしれない。

 

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今ジョーカーのポートフォリオはグロース株の割合が高いため、追加購入はバリュー株を検討している。バークシャーハサウェイやアメリカンエキスプレスといったバリュー株で好調な銘柄は買い候補としてありだ。またエネルギーセクターやアッヴィといった薬品関連も魅力があると思う。