どうもジョーカーです。
もし今まとまった投資資金がある場合、一括で投資したほうがいいのか、又はドルコスト平均を利用して少しずつ投資したほうがいいのか?これは投資家であれば一度は悩むことです。統計的にはドルコスト平均を利用して少しずつ投資するよりも、一括で購入するほうがいいです。
今回はこの内容を説明したブログがあったので共有します。
一括購入 or ドルコスト平均法
一括購入すべきか、ドルコストでリスクを分散しながら投資すべきか。この問は投資家であれば一度は考えるはずです。ジョーカーも考え、少しずつ投資するドルコスト平均法を選びました。しかしこの行為は過去の経験から言えば間違っています。
下のグラフは一括投資か12か月間に分けて分割して投資した場合の比較になっています。真ん中のラインより下は一括購入のほうがリターンが高く、上側がドルコスト平均法のほうがリターンが高くなるということを表しています。
投資対象としては株式60%/債権40%に投資しています。
結果としては大半が真ん中のラインより下、つまり一括購入がドルコスト平均法による購入方法よりも優れています。
ジョーカーは2017年頃から本格的に米国株投資を始めました。振り返れば米国株式投資を開始した際に全額投資しておけばよかったです。2017年も米国株は割高だと考えられており、ジョーカーは暴落を恐れて積極的に買えなかったのです。
今も同じような状況です。暴落を予想するのは非常に難しく、機会損失を発生させます。それよりも投資すべき資金はすべて投資して毎月の余剰キャッシュを資産配分に則って投資したほうがいいと分かりました。
これはこのブログだけでなくバンガードも教えてくれています。
https://personal.vanguard.com/pdf/s315.pdf
分散期間を長期化すればより一括購入が有利
分散期間を長期化すれば、より一括購入が有利になります。先ほどは12か月にかけて投資した場合を書きましたが、60か月にかけて投資した場合は一括購入がさらに有利になることが分かります。これからももし投資資金があり、投資対象が決まっているのであれば、分割して少しずつ投資するのではなく、すぐに投資すべきだと分かります。
一括購入が有利になる理由
一括購入がドルコスト平均法よりも有利になる理由は資産価格は長期的に上昇しているからです。特に米国株式市場は長期的に右肩上がりなのでドルコスト平均法による投資よりも一括購入が有利になります。日本の市場の場合、バブル時の最高値を未だに更新できていないためこの法則は当てはまらないかもしれません。投資する市場は常に重要です。
最適な投資方法とは
過去、ドルコスト平均法とタイミング投資についての記事を書きました。
毎月発生する余剰資金に対してはドルコスト平均法で毎月投資したほうが有利であることを説明しました。
そして今回まとまった資金がある場合に一括して購入したほうが有利であると説明しました。
つまり、最適な投資方法は、今ある投資資金は自分の資産配分通り(例えば株式60%、債券40%)に投資を行い、毎月発生する余剰資金(給料や配当)は毎月投資することが最適な投資方法となります。
これは今すぐ株式に全額投資すべきと言っているのではありません。リスクを避けたい投資家は債券や金(ゴールド)への投資配分を高める等の資産配分を考える必要があります。
皆さん参考にして下さい。