どうもジョーカーです。
バークシャーハザウェイの株主への手紙が発表されたので共有します。http://www.berkshirehathaway.com/letters/2018ltr.pdf
これは個人投資家にも大変参考にあることが書かれていると思います。
バフェットは2019年も株式を購入したいと考えている
これは6ページに記載されています。できれば像のサイズの購入を希望していると書いてあります。大型買収を検討しているようです。しかし投資環境としてはよくないとも書かれています。バフェットが投資対象となる優良企業の価格は高すぎて投資を見送っているのが現状のようです。
バフェットは今後も株式投資を継続するでしょう。最も成功した投資家が今後も債券や金ではなく株式に投資したいと考えているのは勉強になります。
ジョーカーが気に入った文章はこちらです。
My expectation of more stock purchases is not a market call. Charlie and I have no idea as to how stocks will behave next week or next year. Predictions of that sort have never been a part of our activities. Our thinking, rather,is focused on calculating whether a portion of an attractive business is worth more than its market price
雑な和訳です。
私たち(バフェットとチャーリー)は来週や来年の株価がどうなるかは皆目見当がつかない。来年の株価を予想することは私たちの仕事ではない。私たちの仕事は魅力的な事業の一部が市場価格よりも価値があるかどうかの計算に焦点をあてている
改めて株式投資はビジネスの一部を購入することだと考えさせられます。来週、来年の株価を予想することは意味がないと言っています。それよりも優良企業の市場価格(現在の株価)と内在価値(本来の株価)との差がどの程度あるかに焦点をあてているのです。
この計算をするためには企業のビジネスモデル、ブランド、堀等を理解する必要があります。
この計算ができなければS&P500に投資するかバークシャーハザウェイの株式を購入すればいいと思います。
ジョーカーは個別株への投資は一つの楽しみでもあるので今後も続けていきます。
内座価値よりも低い価格で売られている株式には積極的に投資したいです。
バフェットは1120億ドルの現金同等物を保有している
無駄な現金は株主に返還すべきですがバークシャーハザウェイは多額の現金同等物を持っています。手紙の中では外部環境の変化による危機を防ぐために最低200億ドルの現金同等物を持つことを株主に約束しています。1120億ドルは200億ドルを大きく上回っています。
これは大きな買収に備えているのか、そもそも投資対象がないかのどちらかだと考えられます。
個人投資家とすれば現金同等物=安全資金だと思います。株式は明日暴落するかもしれないリスクがあります。暴落した際に株式を売却しなければならない状況は最悪です。少なくとも半年から1年程度は投資ポートフォリオの取り崩しを行わなくても生活できるだけの資金を貯めてから株式投資すべきだと考えます。
バークシャーハザウェイの保有銘柄の所有割合、コスト、市場価格
バークシャーの投資銘柄と保有割合、コスト、市場価格が書いてある表がありましたので。添付しておきます。バークシャーのように規模が大きくなれば投資先の企業の10%
近くを保有することになります。
これは投資家としてはデメリットでしょう。投資額が大きければ自身の売買によって株価が大きく動いてしまいます。また小さな会社への投資は資金効率が悪すぎです。
個人投資家はこのような心配はないのでバフェット銘柄でなくても優良な企業を見つけて投資することができると思います。
少し前まで時価総額1位だったアップルの5%を所有していたり、銀行株は概ね10%程度を保有しています。