ジョーカーの資産運用ブログ

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【読書】バフェット 伝説の投資教室を読んで

皆さん3連休はいかがお過ごしでしょうか。

ジョーカーは株式集中型のポートフォリオの代表であるバフェットについて勉強しようと「バフェット 伝説の投資教室 パートナーへの手紙が教える賢者の哲学」を読んでいました。今回はこの本の特に印象に残った部分について書きたいと思います。

 

バフェット 伝説の投資教室 パートナーへの手紙が教える賢者の哲学

バフェット 伝説の投資教室 パートナーへの手紙が教える賢者の哲学

 

 

 

分散ポートフォリオと株式集中ポートフォリオについて

 分散ポートフォリオはレイ・ダリオの投資スタイルで株式集中ポートフォリオはウォーレンバフェットの投資スタイルです。

 

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二人とも当然ながら成功した投資家ですがアプローチは異なります。そもそも投資スタイルには正解はなくどの投資スタイルでも成功することは可能だと思います。しかし個人により優位性が異なり、投資スタイル毎に相性があるため、投資家はどのスタイルを選ぶ選択するかを選ぶ必要があります。

ジョーカーは分散ポートフォリオは多くの投資家には向いていると考えています、また運用ビジネスを行うにあたっては分散ポートフォリオを構築することを勧めることが株式集中ポートフォリオを勧めるよりもリスクが低いと感じています。株式集中ポートフォリオは失敗した場合のファンドマネージャーへのダメージが大きくサラリーマンのファンドマネージャーには荷が重すぎます。その点分散型投資では学術的なバックボーンがあり、言い訳が簡単です。これは分散ポートフォリオのほうがリターンが大きくなるというこではなく運用ビジネスでは分散ポートフォリオのほうがファンドマネージャーからすれば言い訳がしやすいと言っているだけです。

 

安全な運用とは

ファンドマネージャーは人気のある優良銘柄を取り入れようとします。この前までのFANGがいい例でしょう。少し前のBRICsやその前のITバブル時のIT銘柄もそうです。このような人気銘柄は上昇時にはいいですが下降時にはダメージが大きくなります。

この本では一流の投資家になるためには「恐れず一流であれ」と書いています。大勢が投資するから、有名アナリストが言うから、評判がいいからといった理由で投資するのであればインデックス投資で十分です。

「自分で考え、集団と違うことがなんなくできるように自己鍛錬する必要がある。そして傲慢さと謙虚さのバランスー自分の能力の限界を知りミスを認識したら方針を変えるのをいとわない謙虚さーがうまくとれてこそ、よい成果がでる」

 これは株式集中ポートフォリオを考えるうえでよく考える必要があります。集団と同じであればインデックス投資で十分でしょう。実際バフェットは遺産についてはS&P500で運用するよう指示しています。それ以外必要ないのです。

 

自分で考えた運用が安全な投資かどうか判断する一つの方法として下降相場での比較書いています。

実際バフェットの運用はダウ平均が下げた時でもプラスのリターンを得ています。つまり株式集中ポートフォリオを構築する投資家の安全具体は下降相場で判断がつきます。

グロース株投資では上昇相場では他よりもリターンが高くなりますが下降相場では大きな痛手を負うでしょう。

 

分散投資より集中投資

株式に集中したポートフォリオを構築するにしてバフェットの場合銘柄もかなり集中しています。

 

かりに素晴らしい企業を6つ特定できたなら、あと必要なのは分散投資をすることだけです。そうすれば十分儲けられるでしょう。また第一位の銘柄の代わりに7位の銘柄に多額の資金を投資すればとんでもない過ちになります。7番目の投資対象で金持ちになった人はほとんどいませんが、自分がもっともよりと思う投資対象で金持ちになった人は大勢います。ですからたとえば投資対象の企業を熟知する人が標準的な資金で運用するのは6銘柄で十分ですし、私ならおそらく半分を一番気に入った銘柄につぎこむでしょう。

 

 今のバークシャーのポートフォリオは多数の銘柄を保有していますが、アップルに約20%投資していることを考えれば標準的なファンドのポートフォリオよりも集中しています。

通常の個人の運用資金では6銘柄で十分だとバフェットは言っています。これは銘柄を熟知しており、何がリスクなのかを理解している投資家だけが行えることです。

 

話はかわりますが、どの企業に就職するかはかなり集中投資であると考えられます。さらに自社株購入を行っているサラリーマンは給料以外にも資産を勤め先の株で運用するため人生における勤め先の集中度合いを高める行動です。

こういった意味でも就職先は重要だなと感じました。

 

銘柄選定は最高銘柄を基準にする

新しい銘柄への投資する際には持ち株のなかで最高の銘柄を比較してみるといいと書いています。この方法で自分の投資対象を調査すれば銘柄数が多くなりすぎること防いでくれます。

 

わずかばかりに魅力的な投資機会をつかみたいなら必死に取り組まなければなりません。その機会とは定義上期待するリターンがダウ平均よりも年10%以上上回ることです。

見つかった銘柄のうち期待パフォーマンスは大きくことなります。いつも問題になるのは、「1番目の証券にどれくらい投資し、8番目の証券にどのくらい投資するか」です。これは大部分が1番目と8番目の数学的な期待の差がどれくらい大きいかによって決まります。その差が大きいほど、8番目に重点投資しないほうがいいわけです。 

 

投資家は自分で考え自分で理解する対象に自分の資金の大半を投資する・・・。これはサラリーマンのファンドマネージャーでは難しいことだと思います。集中投資は良くも悪くも市場とはことなる動きとなり、パフォーマンスが悪化した場合にファンドマネージャーはクビになるでしょう。クビにならないように銘柄を分散させほどよく運用することが求められます。

個人投資家は他人の資金を預かっていないので自分の理解できる範囲で優位だと思う企業に投資していいと思います。その際には銘柄を分散させすぎず、自身のある銘柄には重点的に投資を行うことが投資で成功する秘訣です。

 

 

バフェットの銘柄選びについて詳しく書いている本です。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

  • 作者: メアリー・バフェット,デビッド・クラーク,井手正介,中熊靖和
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2002/05/20
  • メディア: 単行本
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