アトラシアンとは
先日、マネックス証券で広瀬隆雄さんが講師を務める米国株オンラインセミナーを視聴しました。その中で気になる銘柄があったので調べてみました。
そもそも広瀬さんがこの銘柄を紹介された理由を説明していきます。
- 良い決算をだし続ける企業が良い企業である
- 良い決算とはEPS、売上高、ガイダンス全てを予想上回っている決算となる。一つでも予想を下回れば悪い決算となる。
- テンバガー(10倍株)は良い決算を連続してだした企業に訪れる
- IPO以来良い決算を出し続けている企業がアトラシアン(ティッカー:TEAM)とオクタ(ティッカー:OKTA)である。
ということです。ジョーカーはシーゲル先生の本を読んでから米国株投資を開始していたので配当株をメインで考え投資を行ってきました。どちらかというとバリュー株投資だと思います。しかし、グロース株への投資をしなかったことが大きな後悔となっていたのでいつかはグロース株を購入したいと考えていました。
このタイミングで昨日のセミナーを視聴し、アトラシアンを知ったのです。
アトラシアンの説明はアメリカ部さんが非常に分かりやすいです。
チームで仕事を行う際のコミュニケーションツールを提供しています。流行りのサブスクリプションモデルの企業です。
驚くべきは料金です。
一人7ドルで利用できるようです。安いですよね??これだったら小さな会社でも利用できそうです。また一度導入した場合、慣れてしまえば他のツールに切り替えることが困難になると思います。スイッチングコストは儲けのキーワードですね。
日本の企業でも結構採用されているようです。
アトラシアンの財務
売上の伸びはすごいですね。粗利率も80%以上あります。ただし直近は赤字です。
キャッシュフローの伸びもグロース株といった感じです。赤字だけどプラスのキャッシュフローなので良かったというところです。続いてバランスシートを見ていきます。
資産項目はほどんどが現預金です。成長企業ですが何かあっても問題なさそうです。
直近では借入金<現預金の状態なので安心できます。
株価推移について
綺麗な右肩上がりのチャートです。昨年後半の調整局面で下がりましたが、今では高値付近まで戻しています。良い決算を出し続ける企業は株価も右肩上がりに上がります。もちろん相場全体に雰囲気で調整はありますが、回復力が強いと感じます。
まとめ
アトラシアンに対する考えをまとめておきます。
- アトラシアンは良い決算を出し続ける優良企業
- 流行りのサブスクリプションモデル。世界全体でユーザー増加中。
- 財務は完ぺきとは言えないが、そこそこの強さ
- 今後の景気後退局面でも低価格であるため解約は少ないと思う。
- 株価推移は絶好調。良い決算が出続ける限り保有していればいつかはテンバガーを狙えるかも
- この銘柄は一度悪い決算(EPS、売上高、ガイダンスの内1つでも予想を下回ったら)をだしたら大きく売られる可能性あり。この場合は損切り覚悟で売却したほうがいいと思う。
今までのジョーカーの投資手法ではないですが興味はあります。この銘柄は成功すれば大きく投資利益が増加するかもしれません。NISAで買ってもいいかなと思います。