貿易戦争
とうとうトランプ大統領が中国からの輸入品に対して関税を発動させました。中国も報復関税を発動させています。
中国もアメリカも今後お互い買っているものが値上がりするわけです。当然、消費者としては「少し我慢しよう」ってなりますよね。この少し我慢しようが積み重なり、企業の売上が下がり、株価が下落する。こんなリスクがあります。
今後、心配されるのはこれで終わるのかということです。トランプ大統領は追加の関税も検討しています。そうすれば当然中国も報復してくるでしょう。そうなれば世界は本当にとんでもないことになるかもしれません。
イールドカーブ
イールドカーブのフラット化は景気後退の前兆と言われています。確かに過去の経験的にはイールドカーブがフラット化した後に景気後退が起こっています。現在は10年金利と1年金の差は0.53%でありフラット化が着実に進んでいます。
米国の雇用統計は好調だったので、恐らくFRBは利上げを継続していくでしょう。そうなれば短期金利は上昇します。合わせて長期金も上がればいいのですが市場は今のところ反応は小さいようです。
あと1回あたり0.25%政策金利を上げるとすれば2回上げれば0.5%上昇となります。予想では9月と12月に上がるので2019年は危険な年になるかもしれません。
Shiller PE Ratio
シラーPERも高値で推移しています。
貿易戦争、イールドカーブフラット化、高すぎる株価
この状況でジョーカーは動けずにいます。他のブロガーの方が行っているように毎月一定額を購入していく方がいいのかもしれませんが、やはり慎重になってしまいます。
今月はボーナスも入り投資待機資金が積み上がっています。別に暴落を待っているわけではないのですが、積極的に動きにくいです。
また仮に暴落(リスクオフ)となれば円高が進行する可能性が高いことも二の足を踏む理由です。米国株投資は為替リスクは避けられません。株安と円高のダブルパンチは本当にきついものがあります。円高の影響を抑えるためにもフルインベストでなく、投資待機資金として持っておいてもいいのかなと思います。
バフェットもキャッシュポジションを高めています。バフェットの真似ではないですが急いで投資する必要はない、今は我慢の時なのかもしれません。