投資の神様がアップルを追加投資
ウォーレン・バフェットのトップ保有銘柄はアップル(ティッカー:AAPL)です。2017年12月時点でポートフォリオの14.63%を占めています。
CNBCの報道では2018年1月から3月にかけてバフェット率いるバークシャーハザウェイがアップルの株式7500万株を追加取得したみたいです。2017年末の保有株式は1億6533万株だったので今回の追加取得分もかなり大きな投資です。
記事でバフェットはアップルについて「信じられない会社。米国で2番目に利益が高い企業の倍の利益を計上するだろう。」と言っています。
アップルの業績は好調
アップルの業績についてはiPhoneの成長がとまったとかiPhoneXが売れなさすぎて生産中止になるとか色々と噂があります。
しかし2018年第2四半期決算では好調を維持していることが確認できました。売上は前年同期比16%増の611億ドルです。気になるiPhoneの売上は14%増、サービス関連は31%増、ウェアラブルはほぼ50%増と絶好調。中国と日本では20%以上売上が増加しています。
決算発表を受けてアップル株は上昇しています。
サービス事業が気になる
ジョーカーはサービス関連が次のアップルのメイン事業になると考えており、31%増は非常に良い数字です。アップルは全てのサービスにおける有料顧客は1年で1億人増加し2億7千万人になったと発表しています。
(Apple (AAPL) Q2 2018 Results - Earnings Call Transcript | Seeking Alphaより)
アップルはアップルミュージックや有料ニュースサイト企業の買収により更にサービスを拡大しようとしています。
ウェアラブルが50%伸びていることも好感できます。ヘルスケア関連のデータをウェアラブルで取得して新たなサービスを提供することができれば大きなビジネスになると思います。
アップルは投資の神様が認めた企業です。今後もサービス事業を中心に成長が期待できます。顧客のアップルに対する忠誠心は高く(ジョーカーもそうですが・・・)、アップル以外のスマホへの切り替えは使い勝手やデータの問題もありスイッチングコストが高く困難です。このままアップルの製品が増えていけばサービス事業も間違いなく成長が続くでしょう。