ダビータ・ヘルスケア・パートナーズが大きく下げています。
原因は下記に詳細が記載されています(グーグルのクローム等で和訳して読んで下さい)。
ダビータ・ヘルスケア・パートナーズ(DVA)は米国最大の人工透析サービス会社です。創業1994年、上場1995年と比較的新しい会社です。主にアメリカで人工透析センターを運営しておりバフェット銘柄でも有名です。無配ですが自社株買いは積極的に行っています。人工透析は一度始めると死ぬまで続ける必要があります。非常に命に直結した事業であり景気に左右されない事業です。
リーマンショック時にもVTIと比較して下落率が小さいです。これは事業の特性だと思います。
先進国では人工透析が必要な患者は増加傾向にあります。ちなみに日本でも人工透析に関わる会社は高収益な会社が多いです。理由は人工透析を行う患者は生きている限り人工透析を続ける必要があるということです。ということは安定的な収益が得られるということになり業績が好調になります。
米国では人工透析に必要な費用は自費以外に保険や財団等からの寄付で賄われます。今回の下落要因はアナリストからDVAが「利益の内どれくらいが保険ですか」という質問に対して答えられなかったからです。正直「なぜ?」と思うのですが・・・。
アメリカは自助努力の文化の国でありあまり保険で人を救うことを良いとは考えない文化があります。今回の回答に対して答えられなかったことはDVAが保険に依存したビジネスを行っているということになり今後公的な補助が削減された場合にDVAのビジネスに大きなダメージを与えるという考えとなり株価が下落したと考えます。
実績PERは8.8倍と非常に割安です。全ての指標で割安となっており投資するにはいい機会です。またバフェット銘柄ということもあり安心感もあります。
以上、事業の中身から言えば現在の下落は投資の良い機会になります。ジョーカーも投資を検討している銘柄の一つです。