米国株投資をされる方は高配当戦略をとっている方がたくさんいるような気がします。
他のブロガーさんのポートフォリオを拝見したりしてもフィリップモリスやコカ・コーラ、IBM、AT&T・・・といった高配当な銘柄をよく見ます。これはシーゲル先生の
「株式投資の未来」の影響が大きいと思います。実際、高配当戦略をとっている方のオススメ書籍には必ずこの本がでてきます。
ジョーカーもこの本を読んで高配当戦略を取り入れを決め、実践しています。
- 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
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ジョーカーはまずETFで高配当戦略をとることを考え調べた結果HDVとVYMへの投資を実行しました。
HDVとVYMを比較
2017年のパフォーマンスはHDVが2.52%に対してVYMが5.46%とVYMが勝っています。半年ほどでも差がありますが過去5年で比較してもVYMのほうがパフォーマンスは高いです(HDV62%に対してVYMは89%の上昇)。
パフォーマンスの差はポートフォリオを見れば分かります。
HDVの上位5銘柄
VYMの上位5銘柄
HDVはエネルギーや通信関係への投資割合が高くVYMはITや金融関係がトップ5銘柄ででてきます。最近の相場はITや金融関係に有利な相場だったのでパフォーマンスに差がついたということです。
結論
今までのパフォーマンスを比較すればVYMが勝っています(2017年でも過去5年比較でも)。「株式投資の未来」を読んだ方はHDVが好きな人が多いですが(私も含め)、過去のパフォーマンスの差は歴然です。過去のブログではHDVを勧めていましたが考えを改めました。
また下げ相場がきたときにどのような動きになるのかが気になります。HDVはリーマンショックを経験していない若いETFなので 金融危機に強いと考えていますが実際の動きはどうなるかが経験しないと分からないです。実は下げ相場ではHDVが圧勝ということになるかもしれません。ジョーカーは今後も両方のETFを保有していくのでパフォーマンスを報告していきたいと思います。