2018年11月のポートフォリオ報告です。
米国株は軟調な推移でジョーカーは追加投資を検討していましたが、購入に至っていません。落ちるナイフを拾う行為はなかなか難しいのが現状です。
全体の資産額推移としても前月比横ばいです。ジョーカーの主力銘柄であるアップルやバレロ・エナジーの下落がきつく給料分とほぼ相殺する形となりました。
S&P500はパウエル議長の中立金利に近い発言を受けて月終盤で上昇しています。200日移動平均を突き抜ければ上昇トレンドに乗る可能性があります。
金利はパウエル議長の発言を受けて下落しています。中央銀行には逆らわないほうが良いので今後も適温相場が続くのではないでしょうか。中央銀行の発言一つで相場は大きく動きます。
ドル円は横ばいです。もっと円高になっても良いような気がしますが・・・。少し不安な円安です。
運用成績
米国株、債券、金含むトータルでの運用成績です。昨年末の利益水準を100として表示しています。2018年11月は若干のマイナスです。
米国株ポートフォリオ
10月に続きバレロ・エナジー（VLO）が低迷しています。またアップルも新型iPhoneの販売が低調であると報じられているため下落しています。守備的な投資を期待して保有しているVDCとVHTはしっかりと仕事をしている感じです。ビザは横ばいです。
12月の投資方針を悩んでいます。ジョーカーは8月に保有株式の一部を売却しているため追加の売却は検討していません。売却以外の選択肢としては
- 更なる下落に備えて何もしない。キャッシュを積み上げる
- 割安になった株式に投資する
- 債券、金を積み上げる
の3つになります。
ジョーカーの投資待機資金＋外貨MMFは生活防衛資金を除くポートフォリオの27％です。どの程度のキャッシュポジションが最適なのかは難しいところですが、バフェットは31%をキャッシュを持っており近い水準です。株式市場は調整したと言ってもまだまだ割安とは到底言えない水準なので待つのもいいかもしれません。
株式への追加投資としてはバレロ・エナジー（VLO）やアップル（AAPL）等の下がった銘柄に投資することも検討していますす。バレロ・エナジーは4%の配当利回りになっており過去最高水準です。
債券や金への投資もありだと思っています。これはレイ・ダリオの考え方ですが、バランスをとった資産配分にしてボラティリティを抑える戦略です。しかしジョーカーは今年1月に債券、金に投資していますが今のところは失敗しています。今後も金利が上昇するのであれば債券は持たないほうがいいです。金についてはインフレ懸念が高まれば上昇すると思います。
