ジョーカーは2018年より金への投資を開始しました。
金への投資についてはバフェットを中心に否定的な見方もありますが天才的な投資家でなく分散投資が必要な大多数の投資家にとってはインフレのリスクヘッジとして必要な資産だと考えています。
インフレ（通貨価値の下落）は金の上昇に直結します。またインフレが起これば短期的には株価にはマイナスです。インフレ時には金利を上げざるを得ないため企業の資金調達コストが上がります。また仕入れ原価の上昇が起こるため利益率も低下するためです。
長期的には値上げにより利益率も改善するのですがタイムラグがあるため短期的には株価はマイナスとなります。
では現在のインフレが進行しているかと言われればそんなことはないようです。
米国、欧州、日本と世界的に低インフレとなっています。ということで金価格は低迷していると考えますが実は上がっているんです。これは将来のインフレを恐れた投資家が金を購入しているのだと考えています。
金への投資方法
金への投資はETFを通じて行うことにしました。理由はコストが安いからです。
金へ投資するETFで最も有名なのがGLD(SPDRゴールド･シェア)です。このETFが残高としても最大で流動性があります。経費率は0.4％であり低コストです。
ジョーカーはIAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)に投資していますが決め手0.25%のGLDと比べると更に低い経費率です。流動性も問題なくコストを意識した投資を好むジョーカーはIAUを選択しました。
また配当がある金鉱株への投資も検討したのですが信用リスクが高いと考え金ETFとしました。
最後に直近５年間のVTI（米国株全体）、金価格、IAU、金鉱株ETFの実績を載せておきます。このチャートだけ見れば金投資って必要ないと思うかもしれませんね・・・。
